日本がリオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレーで史上最高位の銀メダルを獲得した。

 2走飯塚翔太(25)の母校、静岡県藤枝市の藤枝明誠高でもPVが行われ、陸上部の後輩ら約100人が集まった。主将で飯塚の弟、拓巳(3年)も祈るように大型テレビ画面を見つめた。銀メダル獲得が決まると、涙を流しながら喜んだ。「自分のことじゃないのに泣いてしまいました。今までで一番の感動。かっこいいのひと言です」。拓巳は今夏、全国高校総体の200メートルに出場(準決勝敗退)しており、「東京五輪は一緒に出たいです」と声を弾ませた。