リオ五輪柔道男子100キロ超級代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)が18日、出身の日大が都内で開いた壮行会に出席した。

 世界選手権7連覇中でロンドン五輪金メダルのリネール(フランス)の対策を進めるが、最近日本語訳が出版された自伝を熟読中。「五輪前でも家族のことを思ったり、自分とは違うと。あとは(初出場だった)北京の時は重圧を感じたと書いてあって」と意外な素顔に情報を深めた様子。対策用の技は「3、4個」用意し、これからが習熟する期間となる。「やっていることが正解なら答えはついてくる」と信じて追い込む。