スウェーデンのスンダーゲ監督は米国代表を率いた2008年北京、12年ロンドン両大会に続く3大会連続の金メダルを狙ったが、惜しくも2位に終わった。それでも、監督の母国にとっては初のメダル。「この結果は誇らしいわ」と素直に喜んだ。

 1次リーグは3位で通過した伏兵が、準々決勝で4連覇を狙った米国をPK戦で撃破。対戦相手から批判も浴びた守備的な戦いぶりで勝ち上がってきたが、この日は序盤から攻めに出た。2点を先行されても闘争心を失わず、後半22分には1点を返した。地元の観客も拍手でたたえる奮闘だった。