予選10R、鈴木謙太郎(30=茨城)はマーク小坂敏之にかわされて2着だった。

 「小坂さんが抜きに来るスピードが違ったから、やられると思った」とあきらめモードで振り返った。それでも藤井栄二を一気にまくったレースぶりはまずまずの様子だ。準決9Rの相手を見て「連日、若手にあてられますね」と苦笑いだったが、「まくりに構えるのは気持ちで負けているということ。先行するつもりでやりますよ」と積極駆けを誓った。