現役最年長ボートレーサーの加藤峻二選手(73=埼玉)が7日、現役引退を表明した。

 「戸田の初日でなぜフライングしてしまったのか、いまだに信じられない。この気持ちのままで、とてもレースは続けられないと思って引退を決断した。今後は特に予定はない。年も年なので、ゆっくり休みたい」と会見で語った。SGを4回優勝するなど長くトップクラスに君臨していた。最終日の6日まで地元の戸田開催に出走。初日にフライングを約15年ぶりに切ったが、ラストランとなった2Rは1着だった。