地元成清謙二郎が今年2度目の決勝舞台に立つ。

 準決9Rでは坂西佑介の最終ホームカマシをピタリと追走。外に車体を振って別線をけん制すると、今度は内を狙った川津悠揮をキメて、シャープに抜け出した。大仕事をしての快勝を「きつかったあ。地元だと緊張で吐きそうになるね」と充実の表情で振り返った。年明けから弟子を取ったのが好調の要因。「2カ月しか見てないけど、弟子取ってすぐに静岡で決勝に乗れたからね」。練習成果はてきめんだ。優勝なら08年11月豊橋以来約7年半ぶり。勢いづいた成清が待望の千葉初Vを狙う。