8歳モナーク連覇へ衰えなし/日経新春杯
<日経新春杯:追い切り>
8歳馬に衰えなし。日経新春杯(G2、芝2400メートル、18日=京都)の追い切りが15日、栗東トレセンで行われた。吹雪の中、アドマイヤモナーク(牡8、栗東・松田博)は、僚馬アドマイヤレグルス(古馬1000万)と1ハロンの併せ馬で軽く5馬身先着。年齢を感じさせない脚さばきで有馬2着の実力を見せつけた。
昨年の覇者、そしてグランプリ2着馬は年明けも元気だ。衰えを知らない8歳馬アドマイヤモナークが長めからラスト重点の、いわゆる“松田博流”で追い切られた。併せ馬でほぼ同時にスピードを上げたアドマイヤレグルスだったが、元気すぎる先輩についていけない。残り1ハロンでモナークが一気に突き放し、終わってみれば5馬身差をつけた。切れたモナークに対して、レグルスがスローモーションに見えた、といえば言い過ぎだろうか。それほど生で見た姿は恐ろしく対照的だった。
「指示通り。年齢を重ねて、やんちゃな面は消えたが、落ち着きや貫禄(かんろく)が出てきたな。反応は抜群やったぞ」と松田博師。確かに有馬記念2着は、先行するダイワスカーレットを追いかけた馬が失速。マイペースを貫いた後方一気の策がハマった印象もあるが「抜群の状態やったし、予想通り。別に驚かんかった」。最低人気で生み出した大波乱の結末も、想定の範囲内のようだ。だからこそ「馬が若いよ。京都は走るし、58キロも背負い慣れてるやろ」と今回についても自信をのぞかせる。
そもそも天皇賞(秋)とジャパンCの凡退(ともに12着)が招いたともいえるグランプリの最低人気。しかし、秋の盾は調整不足。ジャパンCもそれが尾を引いて力を出せずじまいだった。左回り【2 0 1 6】に対し、右回りは【6 9 6 13】。確かに人気を落としすぎたのかもしれない。「東京は合わん。それを思えば京都は走る」(同師)。全8勝のうち半分の4勝を挙げている“我が庭”京都で連覇を狙うアドマイヤモナーク。過去6年でトップハンデ馬の連対はないが、そんなマイナスデータなど簡単に吹き飛ばしそうな8歳馬だ。【鎌田優】
[2009年1月16日8時22分 紙面から]
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