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大迫勇現在6発、3つの壁乗り越え優勝を

横浜のマリノスタウンで調整する鹿児島城西FW大迫勇(撮影・進尚幸)
横浜のマリノスタウンで調整する鹿児島城西FW大迫勇(撮影・進尚幸)

 全国高校サッカー選手権の準々決勝が5日、行われる。注目の得点王争いで6得点でトップに立つ鹿児島城西(鹿児島)の超高校級FW大迫勇也(3年)は、「3つの壁」を乗り越えて初の全国制覇を狙う。

 「3つの壁」を乗り越えた先に、全国制覇の栄冠がある。大迫勇は4日、横浜市内で行った調整練習後に「得点王は意識していない。1つ1つ点を取ってチームが勝てば、ついてくると思う。厳しいマーク? 慣れているので問題ないです」と言い切った。

 滝川二戦では「鬼門」である8強突破に挑む。現チームで昨夏の高校総体、昨秋の全日本ユースともに8強敗退。「これ以上いかないと自分自身が強くならないと思う」。4試合連続2得点以上という「新記録」もかかる。現在3戦連続2得点。滝川二戦で2点以上を挙げれば、99年度大会の石黒智久(富山一)を超える。「一番の目標は得点。ここからしっかり点を取らないと意味がない」と気合を入れた。

 4試合連続2点以上を成し遂げれば、03年度の平山相太(国見)99年度の石黒の持つ1大会最多得点9の更新も見えてくる。「気にしていません」と素っ気ないが、記録達成が目標である全国制覇への近道であることを一番理解している。

 この日、練習場を貸した横浜の強化関係者も、ライバル鹿島入りが決まっている大迫勇を「高校年代では別格。今後が楽しみな素材」と絶賛している。「これからが本当の勝負。立ち上がりからしっかりやりたい」。淡々とした表情の裏に固い決意を秘めていた。【菅家大輔】

 [2009年1月5日9時0分 紙面から]


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