バヒド・ハリルホジッチ監督(62)の日本代表(FIFAランク53位)初采配となる国際親善試合チュニジア(同25位)戦が今日27日、大分銀行ドームで行われる。

 テレビ中継をするTBSが「魔術師」を徹底マークする。テレビカメラ21台を投入する上に、ハリルホジッチ監督を追うためだけに2台を割く。挟み撃ち作戦で、初めてタクトを振る新指揮官の一挙手一投足をお茶の間へと届ける。期待が高まるハリルホジッチ監督だが、エンターテインメント性の高さには定評がある。アルジェリア代表時代に背番号10を背負ったバレンシアMFフェグリは「彼が重視する高速カウンターは、ファンも見ていてきっと興奮すると思う」。日本協会は会場ピッチの芝の長さを、通常の25ミリ程度から、18ミリまで短くするように指示。水もしっかりまいてパスの球足を速め、ハリル流サッカーのスピード感をさらに強調する。