愛知県内で合宿中のサッカー「なでしこジャパン」は28日、女子東アジア杯(8月1日開幕、中国・武漢)に向けて、午前、午後の2部練習で本格始動した。

 FW高瀬愛実(24)は、右膝半月板損傷でW杯直前で代表招集を見送られた悔しさを糧に、活躍を誓った。「選ばれなかった選手はそれぞれ悔しい思いをしているし、その気持ちをピッチで表現したい。W杯を外から見て、こうプレーしたらいいかなと、研究も出来た」と前向き。

 国際Aマッチ56試合出場は今大会のメンバーでは最多。「周りにプレーで何かを伝えられたらいい」とリーダー役も担う覚悟だ。