リオデジャネイロ五輪出場を決めたU-23(23歳以下)日本代表のスタッフ会議が10日、東京・文京区のJFAハウスで行われた。8月4日の男子サッカー競技開幕に向けた強化スケジュールを確認。6月下旬が最後の国際親善試合となる見通しとなり、日本協会の霜田正浩強化担当技術委員長(49)は「壮行試合としたいけど、そう呼べないかもしれない」と説明した。本大会メンバー18人の発表前となる可能性が高く、その場合は恒例の一戦が最後のサバイバル選考試合となる。

 3月下旬の海外遠征については「2試合やりたい。五輪出場国を最優先に調整中。南米(ブラジル、アルゼンチン)は難しいが、欧州の強国やアフリカなど、この世代の対戦経験が少ない国に申し込んで返事を待っている」と話した。直前合宿は7月21日に直接ブラジルへ入る方針も固め、19日のJリーグ強化担当者会議で最終報告する。また、この日は全カテゴリーの代表が集う会議も行われた。