日本サッカー協会は26日、6月のキリン杯に臨む日本代表25人を発表した。3日にブルガリア、7日はボスニア・ヘルツェゴビナまたはデンマークと対戦する。

<ハリルホジッチ監督一問一答>

 -キリン杯に向け

 対戦国は異なるやり方、経験を持つ。質も高い。ブルガリアはレベル、野心を盛り返しているチームでこれまで(日本と)1分け4敗。勝てれば大きなこと。

 -ACLで日本勢全滅

 今は日本のサッカーがデリケートな時期にある。浦和も東京もやられ、準々決勝にUAE、韓国、中国が2チームずつ残ったのは偶然ではない。彼らは仕事をしている。過去、日本が一番強いと思っていたと思うが、この5年、本田、香川を超える選手が出たか。代表がこの4、5年、どういう結果を出してきたか。(国内組に)もっとやれということ。海外で何が起きているか、戦う意識とプレーのスピード…。特にスピードはバイクに乗っている人とフェラーリくらい違う。

 -対話の重要性

 試合中、まったく話さない選手もいるが、ノーマルじゃない。議論して発展させたい。それを何人かは理解しないと。何人かはメンタルを改善してほしい。いつも前のめりでいないと、活躍できない選手になる。