日本協会は16日、リオデジャネイロ五輪の予備登録メンバー35人を該当クラブに該当する選手分だけ通達した。期限の前日15日までにFIFAへ提出したもので、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠には、既に内定しているG大阪DF藤春と広島DF塩谷、選出が決定的でクラブからの返答待ちの浦和FW興梠が入った。3人まで認められるOA枠の最終候補6人に残っていた川崎FのFW大久保は登録されず、7月1日発表の本大会メンバー18人に残る可能性がなくなった。

 23歳以下の選手は主将の浦和DF遠藤をはじめ、海外組のヤングボーイズFW久保、ザルツブルクMF南野ら常連組が順当にリスト入りした。負傷組では、5月中旬に左脛骨(けいこつ)を骨折して全治4カ月と診断された川崎FのDF奈良が外れた。一方、復帰を目指す神戸DF岩波らは予備登録され、回復具合を見極めることになった。