サッカーのW杯アジア最終予選に臨む日本代表MF柏木陽介(28)が29日、最終予選で攻撃の起点になることを誓った。

 自身初のW杯アジア最終予選を「乗り越えてこそ自分にとっても強さが身に付く、成長できる大会だと思う」と位置づけ、「初めての分、楽しめる。周りに支えてもらいながら思い切って自分の良さを出して遠慮せずにプレーしていくことが大事」と話した。

 ボランチでの定位置争いに対しても「中と外、長短のパスは今の中では自分が一番できる。決定的な仕事をしたい」と意気込んだ。

 日本代表に招集されるたびに自信をつけ、プレーもよくなってきたという。「今まではプレッシャーを楽しめなかったけど最近は楽しい」。プレッシャーを楽しみに変えて、攻撃のタクトを振っていくつもりだ。