U-19(19歳以下)日本代表候補は26日、日体大と練習試合を行い、エースのFW小川航基(19=磐田)が2得点の活躍とした。

 まずは0-0の前半7分、DF藤谷のクロスを足に当てて先制点。同19分にも、MF長沼の折り返しを、冷静にゴールへ流し込んだ。小川は「いい形だった。得点を取って、チームを勢いづかせるのを期待されている」と話した。

 自身は2得点と実力を証明したが、試合は3-2と辛勝だった。来月13日に開幕するU-19アジア選手権(バーレーン)のメンバー発表前最後の実戦だっただけに「このままだとまずいという気持ちが強くなりました。声かけできるリーダーとか、悪い状況で何ができるか」と危機感を募らせた。5大会ぶりの出場を目指す来年のU-20W杯(韓国)の予選を兼ねるU-19アジア選手権のメンバーは28日に発表される。