日本は5、6位決定戦で土壇場で決勝点を奪われ、オランダに2-3で敗れた。この結果、日本は6位に終わった。

 2-2のままPK戦突入濃厚な空気が漂っていた後半ロスタイム3分、右サイドを突破された。数的有利のDF陣は身体を投げ出すも、混戦から強引にシュートを放たれた。ボールは1度右ポストに当たり、無情にもゴールラインを割った。

 前半18分までに速攻で2点を先行される展開。FW横山久美(23=長野)の2試合連続となるゴールで1点を返し、後半33分に左クロスが相手のオウンゴールを誘って同点に追いついたが、最後に力尽きた。

 高倉麻子監督(48)は「相手のスピード、高さ。分かっていたことでやられたので悔しい。最後の所でテンポが上がらず、仕留めるところで課題が多い。勝負どころで甘さがある。チームとして上げていかないといけない」と厳しい表情だった。