日本代表のFW本田圭佑(30=ACミラン)が、途中出場で奮闘した。所属のACミランで出場機会が完全にない状態で、昨年11月のサウジアラビア戦に続き、W杯予選2戦連続でベンチスタートとなった。

 後半33分に得点を挙げた久保に代わり途中出場。同43分には中央突破を仕掛けたものの、相手DFに倒され、その流れで岡崎がシュートまで持ち込んだ。同44分にもミドルシュートを放ち、存在感を示そうとした。この日のUAE戦も出場時間は15分程度で、試合勘を取り戻すには物足りない。試合後は現地スタッフの記念撮影には応じたものの、真っすぐに前を向いたまま表情を変えず。報道陣の質問には一切答えずに、無言でスタジアムを去った。