川崎フロンターレのFW三好康児(20)とDF板倉滉(20)が、U-20(20歳以下)W杯韓国大会(20日開幕)の日本代表メンバーに選ばれた。

 チームは1日、川崎市内で5日の新潟戦に向け調整し、練習後、2人が取材に応じた。三好は「選ばれたメンバーの中でも競争はある。リーグで結果残している選手がいるので、負けていられない。自分ができることをやっていく」、板倉は「自分の高さ、足元の技術を見せていきたい」と意気込みを話した。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、三好はアウェー水原(韓国)戦、板倉は広州恒大(中国)とイースタン(香港)戦で先発している。特に、水原戦の会場はU-20W杯でも使用されることが決まっており、三好は「会場のピッチが堅いこと、芝がデコボコしていることなど事前に伝えられれば」とピッチ外でのアシストも口にした。

 2人は川崎Fの下部組織出身でユースの1期生。板倉は「こうやって選ばれたのはフロンターレのおかげ。期待に応えられるように頑張りたい」と話した。