日本代表MF長谷部誠(33=フランクフルト)は、ブラジルに3失点を喫しての敗戦に「差は非常に感じた。守備がはまったら手応えはあったが、ブラジルは、こんなもんじゃない。今日のゲームで評価は難しい」と猛省した。「後半は勇気づけられた。後半だけ見ればブラジルに勝った」などと後半の戦いぶりを評価した、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)とは正反対の見解を口にした。

 この日は、前半10分にビデオ判定によるPKで喫した先制点を含め、同17分までに3失点。長谷部は「今日のように早い時間に失点したら、ゲームプランが崩れる。早い段階で失点し、もったいないゲーム」と表情を険しくした。14日(同15日)に控えるベルギー戦について聞かれると「強豪には先制を許さない」と表情を引き締めていた。