U-22日本代表が、パリオリンピック(五輪)1次予選を兼ねているU-23AFCアジアカップ(アジア杯)予選の第3戦で、同バーレーン代表と引き分け、2勝1分けで本戦出場を決めた。
初戦のパキスタン戦から、DFの鈴木海音と木村誠二を入れ替えたメンバーで、引き分け以上で突破が決まる最終戦に臨んだ。
MF松木玖生や藤田譲瑠チマらが積極的にボールに絡むも、フィールドプレーヤー全員が自陣に張り付く相手の守備に手を焼いた。前半を無得点で折り返すと、後半も、前半同様に守りを固める相手を攻めあぐねて無得点に終わった。アウェーの難しい環境の中、得点こそ奪えなかったが、じれることなく手堅く勝ち点1をとり、パリへの歩みを進めた。
U-23アジア杯予選は11組に分かれて分散開催され、日本はパキスタン、パレスチナ、バーレーンと同じD組になり、中2日での3連戦をこなした。各組1位と、2位の上位4チームが五輪最終予選を兼ねた来年4月からカタールで行われるU23AFCアジア杯に出場する。日本はパキスタン、パレスチナに勝利し、バーレーンと引き分けてD組を1位通過した。
U23アジア杯3位までがパリ五輪出場権を獲得し、4位はアフリカ勢とのプレーオフに回る。
スターティングメンバーは以下の通り
▽GK
1鈴木彩艶(シントトロイデン)
▽DF
2内野貴史(デュッセルドルフ)
3西尾隆矢(セレッソ大阪)
5木村誠二(FC東京)
21大畑歩夢(浦和レッズ)
▽MF
8藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)
14三戸舜介(アルビレックス新潟)
16松木玖生(FC東京)
18斉藤光毅(ロッテルダム)
20山田楓喜(京都サンガF.C.)
▽FW
11細谷真大(柏レイソル)