<アジア杯予選:日本2-1イエメン>◇20日◇1次リーグ◇A組◇熊本KKウイング

 日本代表のFW岡崎慎司(22=清水)が1ゴール1アシストで勝利に貢献した。前半7分に田中の右クロスを合わせて代表初ゴールとなる先制弾。後半21にはCKを頭で流して田中の決勝弾を呼び込んだ。

 名古屋玉田、ボルフスブルク大久保ら主力FWが不在の一戦で格下のイエメンに苦戦したものの、若き力が存在感を十分にアピールした。岡崎は「(先制点は)達也さんがいいボールをくれたので流し込むだけだった。チャンスはもっとあった。外してばかり。もっと決めればいい試合ができたのですが」と課題も口にした。それでも2月11日のW杯アジア最終予選の大一番となるオーストラリア戦への生き残りへ、確かな成長を見せつけた。