日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)は22日、FIFA(国際サッカー連盟)の会合出席と、サンテティエンヌMF松井の試合視察などを終え、成田空港着の航空便で帰国した。右足首に打撲を負った松井については、試合翌日に松井から連絡を受けていたことを明かした。同会長は「見ていてバチっとすごい音がしたので、ああやったなと心配したんだけど」と、大事に至らずほっとした様子。

 また、2012年のロンドン五輪から、サッカーは出場選手がU-21歳以下になる見通しになったが、その点については「前からそういう話はあったから。若手を強化することは大事だが、要は年齢が若いかどうかではなく、プレーが大事だ。いいサッカーをするかどうか」と言い、最重要課題のA代表強化には大きく影響しないとの見解を示した。