日本サッカー協会は12日、新型インフルエンザの感染拡大を懸念し、今月下旬に女子日本代表が予定していた北米遠征を中止することを決め、試合を主催する米国、カナダの両協会に連絡したことを明らかにした。

 日本協会が今回の新型インフルエンザ問題で遠征を中止するのは初めて。両協会からまだ返答はないが、違約金などを請求される可能性もあり得る。

 日本は20日にテキサス州フリスコ、23日にユタ州サンディで米国代表と、25日にはトロントでカナダ代表と対戦する予定だった。テキサス州では感染者に死者も出ている。