国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は29日、記者会見で日本などが立候補している2018年W杯について、当面は候補地を欧州に限定しない方針を明らかにした。

 ブラッター会長は25日に18年W杯の開催候補地を欧州に絞る考えがあることを公表していたが、この日は「欧州でW杯を開催すべきだとする動きがある」とした上で「わたしは可能性を言っただけ。FIFA理事会が立候補の応募資格を変更すると決めたわけではない」と説明した。

 18年と22年のW杯開催地は12月のFIFA理事会で決定する。