日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長(52)が9日早朝、成田空港着の航空機で帰国した。アジア杯(来年1月7日開幕、カタール)に備えて海外組招集のため、所属クラブとの交渉とあいさつを兼ねて1日に渡欧。MF香川真司(21)のドルトムント、DF内田篤人(22)のシャルケ、DF長友佑都(24)のチェゼーナを訪れ、3クラブの首脳と会談を行った。各クラブともアジア杯とリーグ日程が重複するため、招集についてさまざまな意見が出たというが、原委員長は「(各クラブに)アジア杯が1月に行われるというアジアの事情を説明した。ベストメンバーで臨みたいということ、彼ら(海外組)の力を貸してほしいということを話した。(欧州に)行ってよかったと思う」と振り返った。