日本サッカー協会は14日、東京都内で理事会を開き、7月にアルゼンチンで開催される南米選手権に日本代表が出場することを正式に承認した。

 東日本大震災の影響で当初は中断期間だった7月にJリーグの試合が組み込まれるため、日本協会は一度は出場辞退を南米サッカー連盟に申し入れた。しかし、開催国のアルゼンチン・サッカー協会に強く再考を促され、方針を転換した。

 選手の招集に難色を示していたJリーグの各クラブは、海外クラブ所属の選手を中心に代表を編成することを条件に参加を容認したが、海外クラブからの招集が難航すれば再び辞退の可能性が出てくる。