日本代表のMF遠藤保仁(33)が、14年W杯出場権がかかる最終予選オーストラリア戦(6月4日、埼玉)に向けて気持ちを切り替えた。

 完敗した親善試合ブルガリア戦から一夜明けた31日、午前中に豊田スタジアムで練習を再開した。この日は軽めの調整となり、午後の新幹線で決戦の地となる首都圏に移動した。

 遠藤は「次が大事な試合になるということは分かっている。(オーストラリアとは)何回もやっているので、そんなに(イメージは)変わらないと思う。相手のストロングポイント、ウイークポイントは頭に置いてやりたいと思います」と話した。

 3月のヨルダン戦ではPKを外してW杯出場権を逃す要因を作った。遠藤は、雪辱の意味も込めて、決戦に向かう。