サッカーの日本代表FW岡崎慎司(27)がシュツットガルトから、来季は同じドイツ1部リーグのマインツに移籍することが25日、分かった。関係者によると、複数年契約などの条件面は大筋で合意しており、メディカルチェックなどを経て正式決定する。

 今季13位のマインツは攻撃の主軸を担ったハンガリー代表ソロイの放出が決定的で、代役として岡崎の獲得に乗り出していた。

 岡崎は今季、シュツットガルトではけがなどのために控えに回ることが増え、25試合に出場し1得点にとどまっていた。日本代表として出場したコンフェデレーションズカップで、イタリア戦とメキシコ戦で2試合連続ゴールを決める活躍をした。

 大会を終えてブラジルから帰国した岡崎は「そういう(移籍する)ことになれば、1年間結果を出すことに挑戦したい。環境が変化すれば、自分も変化できる」と話した。