前日20日夜にU-22(22歳以下)アジア選手権の準々決勝でイラクに0-1で敗れたU-21日本代表が21日朝、帰国便を早め、オマーンの首都マスカットを離れた。

 敗退による急な日程短縮だったため、ドバイ(UAE)で約15時間のトランジットを余儀なくされる便しか確保できなかった。日本には22日夕に到着する予定。

 手倉森誠監督(46)は「早く帰ることになって残念だけど、この大会を経験できたアドバンテージを持って、2年後また戻ってこないと」と、中東で開催予定のリオデジャネイロ五輪最終予選へ意欲を見せた。

 今後はJリーグのキャンプ地を回る予定で「鹿児島や宮崎を回って、競争できる選手を探さないといけない。ポジションにはこだわらず、ニュートラルな目で全選手を見て選びたい」と話し、機上の人になった。