<U-21日本代表

 4-2

 U-19日本代表>◇練習試合◇26日◇味フィ西

 16年リオデジャネイロ五輪を目指すU-21(21歳以下)日本代表が26日、都内で行っている国内合宿の最終日を迎え、U-19同代表と30分×3本の練習試合を行った。

 先制したのは弟分のU-19だった。1本目22分、パスカットからFW宮市剛(18=湘南)がドリブルで持ち込むと、ラストパスをFW南野拓実(19=C大阪)がゴール。2分後には逆に宮市がゴール前に駆け込み、オウンゴールを誘った。

 兄貴分として意地を見せたいU-21は、2本目17分に大幅に選手交代し先発メンバーが全員退く。すると同22分にFW後藤優介(20=大分)が右足でゴールネットを揺らし反撃開始。同25分、3本目6分にはFW金森健志(19=福岡)が頭で決め逆転し、同17分にもDF高橋祐治(20=京都)が決めた。

 A代表アルベルト・ザッケローニ監督(60)も視察に訪れる中、勝利を収めたU-21は兄貴分としての面目を保った。手倉森誠監督(46)は「ザックさんとも、危なかったね、と話していました」と胸をなで下ろした。