11日からタイ、バングラデシュ遠征に出るサッカーのU-21(21歳以下)日本代表が10日、都内ホテルに集合した。

 来年3月のリオデジャネイロ五輪アジア1次予選(兼U-23アジア選手権予選)で日本が入ったI組の開催地はマレーシア(対戦国はマレーシア、ベトナム、マカオ)。その暑熱対策として現地に入る。

 手倉森誠監督(46)は「高温多湿の国での予選を勝ち抜かなければ、目標とするリオ五輪でのメダルもない。暑さが苦手な選手は克服し、得意な選手はさらに自信を深めてほしい」と期待する。9月の仁川アジア大会(韓国)に続いてメンバー入りしたDF室屋成(20=明大2年)は、同じ右サイドバックにA代表の松原健(21=新潟)が入ったことに「刺激的だし、いいところを盗んで争っていきたい」と意欲を高めた。