アジア杯オーストラリア大会(9日開幕)で連覇を狙う日本代表が1日、千葉県内で約2時間の練習を行った。

 FW本田圭佑(28=ACミラン)はフィジカルやシュートに時間を割いた全体練習後も、1人で黙々と走り込むなど調整に集中。異例の元日練習に駆けつけた子供には“お年玉”として、サインに応じた。

 取材エリアでは立ち止まって報道陣に対応。「僕も日本人ですし、反省して心機一転するのもこの時期ですから、やはり元日は特別なものですね」と切り出した。

 続けて2015年の目標を聞かれると「反省はしたし、やることは決まってるので大きく変わることはないですけど、自分の中では継続性が1つのテーマとしてあります」と言った。

 チームは翌2日にオーストラリアへ出発する。アジア杯へ向けて「負ける可能性も、優勝する可能性もある大会。あくまで自分たちのサッカーを突き詰めていくことになりますが、勝つ可能性を高めるために精神面をどうするかも重要になってくる」と話していた。