<国際親善試合:U-22日本8-1U-23シンガポール>◇14日◇シンガポール・ジャラン・べサル競技場

 U-22(22歳以下)日本代表の手倉森誠監督は、格下相手の大勝に喜びもそこそこ反省点が思わず口をついた。

 「攻守連動してコレクティブにサッカーをやろう、と。そして手も抜くな、気も抜くなという注文をした。8得点とれて勝てたということはよかったけれども、今日はリスタートで点を取れなかった。逆にリスタートで点を与えてしまった。今度の1次予選に向けて、詰めなければいけない点を教えてもらったなという試合でもあった」。7-0で迎えた後半33分、相手のFKから1失点。課題としていたセットプレーからの失点に渋い表情だった。

 次戦は3月に国内で行われる壮行試合。U-22日本代表にとって、国内初お披露目の試合となる。「今日よりもいいボール回しをして、アジア予選突破と、日本サッカー界の空に希望の光をプラスすることができるような試合を見せられればなと思います」と力を込めた。