<練習試合:U-20日本代表候補1-1流通経大>◇21日◇静岡県内

 FW宇佐美貴史(G大阪)はゴールこそ奪えなかったが、最年少16歳の非凡な才能を見せつけた。前半30分から途中出場すると、3分後にはペナルティーエリアに駆け込んでパスを受け、柔らかいトラップから低弾道シュートをゴール枠内に放った。後半も15分間、前線の起点としてプレー。「点を決めていないし、満足はできないですね。もっと自分から仕掛けていかないと」と、冷静に自己分析していた。