日本代表の岡田武史監督(52)が、将来を担う若武者に勝利を厳命した。7月31日、8月2日に開幕する水原国際ユース(韓国・水原)で指揮を執るため、選手とともに、羽田空港から出発。2日のエジプト戦まで準備期間は2日間で、6日の韓国戦まで3試合を中1日でこなすハードな日程だが「サッカーは勝つためにやるもの。勉強とか経験という気持ちで来てもらっては困る」と、勝利に徹する姿勢を植え付けることを強調した。さらに「ポイントのところだけ。攻守の切り替えや、シンプルにボールを動かすということを伝えたい」と話し、A代表のコンセプトを少しでも浸透させるつもりだ。