日本サッカー協会は25日、9月のW杯アジア3次予選2試合に出場する日本代表23人を発表した。

 アルベルト・ザッケローニ監督(58)は、右肩脱臼の重傷からの復帰を目指すDF長友佑都(24=インテルミラノ)の招集を見送った。既に長友はインテルの練習に部分合流しており、最速で28日のリーグ開幕レッチェ戦が復帰戦となる可能性も浮上。日本協会は招集に備えて長友の所属するインテルミラノにはレターを送付していた。だが、同監督は「練習を再開したことは把握しているが、インテルで試合に出ていない。練習に戻って試合に出て初めて完全に回復したと言える」と明言。9月のW杯3次予選2試合は長友抜きで戦う決断を下した。