<国際親善試合:U-20日本女子代表1-0U-20米国女子代表>◇17日◇大阪・長居陸上競技場

 8月に日本で開催されるU-20(20歳以下)女子W杯を控えるU-20日本女子代表がU-20米国女子代表を下した。後半36分、プロ1年目のMF田中陽子(18=INAC神戸)が決勝点となるゴール。きょう18日にスウェーデンで米国と対戦する、なでしこジャパンより一足早く、妹分のヤングなでしこが強豪米国とのU-20女子W杯前哨戦を制し、本番に向けてはずみをつけた。

 所属チームで試合に出られなかった悔しさを思い切り右足に込めた。MF田中陽が後半36分に決勝弾。FW西川が放ったミドル弾を相手GKがはじき、クロスバーに当たった跳ね返りにドンピシャで反応。U-20女子W杯でも決勝トーナメントで対戦が予想される強豪から白星をもぎ取った。

 「こぼれ球をずっと狙っていました。反省点も多いけど、トップ下で自由に動けたし、攻守に絡めた」。体格で勝る相手にシュートに持ち込める場面は多くはなかったが、後半トップ下へとポジションを上げた吉田監督の期待に応えた。

 なでしこジャパン7人を擁する層の厚いINAC神戸での今季の出場はわずか19分。ここ2試合はベンチ外だったが、「今は我慢のしどころ。ここで活躍できなくてもU-20がある」と、走り込みを続けてきた成果が実った。エースFW京川が負傷でU-20女子W杯に出場できない中、大きなプラス材料となった。その運動量は暑い夏のUー20女子W杯で大きな武器になる。田中陽は「夏は日焼けしちゃうし、女子力が下がるから嫌です」と、乙女心をのぞかせながらも「W杯では楽しい試合がしたい」と、活躍を誓った。【福岡吉央】

 ◆U-20女子W杯

 8月19日から日本で行われる。予選を勝ち抜いた計16カ国が出場。日本はニュージーランド、スイス、メキシコと1次リーグで対戦。大会は02年から2年ごとに行われており、日本は4度目の出場。今回の世代はU-17W杯で準優勝しており、初の優勝を目指す。決勝は9月8日に国立で行われる。