日本代表は1日、埼玉県内で練習を行い、W杯アジア最終予選オーストラリア戦(4日、埼玉)に向けて調整した。練習前ミーティングでは、アルベルト・ザッケローニ監督(60)が怒声を飛ばすほどヒートアップ。選手側の意見も聞き入れながら、ピリピリムードを漂わせた。

 DF内田篤人(25=シャルケ)が指揮官の“怒りのミーティング”に発奮した。詳しい内容については「言えないっす」とはぐらかしながらも「引き締めないとダメ。このままズルズルいっちゃうからね。みんな子供じゃないんだし、個人が乗り越えないといけない壁だと思う」と危機感。オーストラリア戦に向けては「向こうもこっちを知っている分、どう転ぶか分からない」と警戒した。