去就が注目される日本代表MF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)に、ついにあのバルセロナ行きの話題が出た。1日付のスペイン紙「ムンド・スポルティーボ」がバルセロナMFチアゴが移籍した場合、本田が後釜にピッタリだと報じた。この夏の市場の中では本田が一番の“商品”で獲得の価値があると伝えた。

 同紙は地元バルセロナの報道に定評がある。本田がかねて加入を目標に掲げるRマドリードとは一線を画すメディアといってよいが、最強クラブに獲得を進言するような形で、いち早く地元メディアから“指名”された形だ。

 あと半年で契約が切れる本田を巡ってはコンフェデ杯後にイタリアではACミラン、英国ではエバートンなどさまざまなクラブの名前が飛び交う。「W杯優勝」を公言する男。価値は欧州でも高まる一方。過熱報道が続く。(山本孔一通信員)