20日開幕の東アジア杯に出場する日本代表が、東西に分かれて開催地韓国に入った。新星として期待されるC大阪FW柿谷曜一朗(23)と鳥栖FW豊田陽平(28)らは関西空港から出発。通常、代表はビジネスクラスを利用するが、移動はなんと往復9800円(燃料費など除く)の格安航空会社(LCC)を使うことになった。

 関西発の4人がLCCを使うことになったのは関空発、韓国・金浦空港行きの便数が少ないことが原因だ。東京発の便が金浦に到着したのは夕方。その前後2時間以内に関空から金浦に到着する便はLCCしかなく、他の航空会社を利用した場合、午後9時を回ってしまう。それでは到着後の代表全体の予定に影響が出てしまう。協会関係者は「飛行時間も短いし、時間的に一番便利な便を使った結果」と説明した。