東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)が激動の疲れを温泉で癒やし、吉報を待つ。2連休明けの9月30日、東京・小平市内で練習を再開。オフ中について聞かれると「温泉に行って、何回入ったか分からないくらい入りました」と明かした。場所は箱根。朝、昼に夜2回。「脱水(症状)にならないよう」と湯船の横には炭酸水を置いて。「体力的にも精神的にも疲れていたので」とこの1カ月を振り返った。

 8月28日に代表初選出されると生活が激変した。約10日間の代表合宿を過ごし、初ゴールまでマーク。東京に戻ってきたら取材が殺到した。プレッシャーを感じながらも、コンディションを維持。前節・柏戦では日本代表アギーレ監督が視察する前で2得点を決めた。今日1日はジャマイカ(10日・新潟)、ブラジル戦(14日・シンガポール)に向けた代表発表日。「緊張はしない。やることはやった。結果は、どうなっても受け入れる」とスッキリした表情で話した。