日本協会は24日、世代別代表のスタッフを発表した。17年U-20W杯韓国大会出場を目指すU-18日本代表の監督には前回コーチだった内山篤氏(55)、17年U-17W杯インド大会出場を狙うU-15日本代表監督には育成に定評がある森山佳郎氏(47)が就く。

 4大会連続で世界大会出場を逃している「課題の世代」のU-18代表は、監督選びが混迷。就任が有力だった城福浩氏(53)に9日に正式に断られると、他候補も挙がったが「Jクラブの経験があり、前回チームも踏襲できる」(霜田強化担当技術委員長)という理由で内山氏に落ち着いた。

 U-21代表の秋葉忠宏コーチ(39)がU-18コーチを兼務するなど、コーチ陣の世代間のたすき掛け人事は継続。U-18、U-15代表の責任者に木村浩吉技術委員(53)が就任し、さらに外国人の育成スーパーバイザーの招聘(しょうへい)にも動いている。