G大阪の西野朗監督(53)が初のアジア制覇へ、初戦必勝を誓った。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメントが17日に開幕。G大阪はアルカラマ(シリア)と敵地で戦うが、西野監督は「選手にはコンディションを上げてほしい」と期待した。鹿島はホームでアデレード(オーストラリア)、浦和はアウェーでアルカディシア(クウェート)と対戦する。

 G大阪は、この日の午後にシリアの首都ダマスカスから試合会場のあるホムスに入った。西野監督は「熱狂的なサポーターの雰囲気に圧倒されることは予想される」と分析。シリア到着は前日15日で、日本とは6時間の時差があるが「個人個人で(調整を)アプローチするべき。周囲のサポートに感謝を忘れずに戦ってほしい」と指揮官。公式戦10戦勝ちなしと状態はよくないが、初戦必勝へ選手の奮起に期待した。