名古屋の司令塔MFレアンドロ・ドミンゲス(31)が松本との開幕戦(7日、豊田ス)を欠場することが6日、確実となった。

 先月25日の練習で昨季負傷した右膝に水がたまる症状が出て練習を回避。水を抜けば一時的に痛みもなくなり練習にも参加できるため、開幕メンバー構想には入っていた。

 しかし、4日の練習後、西野監督と話し合い、患部の精密検査を受けることになった。西野監督は「順調だと思ったのですが(本人が)100%でできない中で、検査をしてほしいと依頼があった。その検査結果が良くなかったので、離脱。今は早急に戻れる状況ではない」と表情を曇らせた。レアンドロにも万全でない状態でプレーするとチームに迷惑がかかるという思いもあったようだ。

 「残念です。本人がもっと残念だと思う。でもこれが今の名古屋」。痛すぎる司令塔の離脱だが、負けられない開幕戦を西野監督の采配で乗り切るしかない。