G大阪FW宇佐美貴史(22)が4戦連発で今季7点目を挙げた。G大阪が湘南を下し、3位から2位に浮上した。

 前半26分、中央のMF遠藤保仁(35)がクロスを上げると、DF丹羽大輝(29)が頭で落としDF米倉恒貴(26)がシュート。GKに弾かれるが、浮いた球を宇佐美が頭で決めて先制した。

 湘南は同15分、MF藤田征也(27)が中央でクロスを右足で合わせるも、ゴール右にそれ、決定機をものにできなかった。

 後半5分、またも宇佐美が見せる。ハーフライン手前でボールを奪うと1人で約50メートルをドリブル突破。左足シュートはゴール左へそれたが、観客をうならせた。終盤には、遠藤がPKを決めて追加点を挙げた。湘南も持ち前のハードワークを生かし反撃を続けたが、得点を奪えず。悔しい2連敗となった。