名古屋は27日、愛知・豊田市内のグラウンドで神戸戦(29日、ノエスタ)に向けて調整した。

 約1時間半、ラダーやポールを使ったフィジカル中心の練習で汗を流し、全体ではセットプレーやシュート練習などは行わなかった。

 来月10日まで週2試合の7連戦を戦っている西野朗監督(60)は「ここまで激しい連戦はないよね。(練習は)選手のコンディショニングを気をつけてやるしかない」と話し、過密日程を考慮して、体力回復を練習の軸足に置いた。

 次節も総力戦は必至で、FW永井ら各選手のポジションについても「状況になってみないとわからない。DFラインから2トップに上げることもある。準備してないからできないとかじゃなく、チャレンジするしかない」とスクランブル采配も示唆した。

 「戦術的なことはミーティングまたは試合で合わせていく」。7連戦はここまで2勝1敗。まだまだ名古屋の厳しい道のりは続く。