名古屋は29日、愛知・豊田市内のグラウンドで山形戦(30日、豊田ス)に向けて約1時間半の調整で汗を流した。

 リーグ戦最近4試合の得点は、前節東京戦のオウンゴールの1点のみ。

 試合で得点につながらない中、最終ラインからパスをつないでからのシュートやサイドからのクロスボールを入れてのシュートなどゴールを意識した練習に重点を置いた。

 その中でFW川又堅碁(25)は大きく飛んでのヘディングシュートや強烈な左足でネットを揺らし好調をアピール。

 今月26日にはDF闘莉王主将、27日には西野朗監督(60)からゴールにつながる動きの直接指導を受け「いい練習ができました」と振り返る。

 ゴールを決めることがFWの仕事とこだわりを持つ川又は「明日はオウンゴールじゃない形で勝ちたいですね。前節の勝ちをつないでいきたい」と静かな闘志を燃やしていた。