負傷退場したバレーの代わりに出場した伊東が前半43分、裏に抜け出して先制した。

 殊勲のルーキーは「早い時間帯の交代にびっくりしたが、落ち着いてプレーするように心掛けた。裏へのスペースで勝負しようとした」と笑顔だった。就任後3連勝となった佐久間監督は「期待を込めて送り出した伊東がいい結果を出してくれた。最後までチームが一つになって戦えた」とご満悦だった。

 最下位の新潟はラファエルシルバが6戦ぶりに復帰したが、攻撃に迫力を欠いて4連敗。柳下監督は「前半の失点は痛かった。修正して次に向かっていく」と前を向いた。