J2札幌DF小山内貴哉(22)が、J3長野に期限付き移籍することが19日、分かった。代理人を通じ、7月から半年間の期限付き移籍で交渉を詰めており、条件がまとまり次第、発表となる。小山内は札幌U-18から12年にトップ昇格。昨季は開幕磐田戦で先発フル出場し、完封勝利に貢献した。4年目の今季は負傷もありベンチ入り5試合で出場なし。出場機会を求めての移籍となる。

 長野は現在J3で2位につけており、美濃部直彦監督(49)が、J2昇格を見据えセンター、サイドバックともにこなせる若い小山内に興味を示していた。荒野と同期のリオ五輪世代で、札幌は来季以降の戦力としても期待。昨季は20歳の若い堀米がJ3福島で実戦を重ね、復帰した今季はチームの主力として活躍しており、小山内も同様に、初の移籍で心身ともに鍛え上げ、成長につなげる。