磐田はホームで熊本と引き分けに終わった。2位は守ったが、首位大宮との勝ち点差は6となった。

 前半33分、MF上田康太(29)のスルーパスからMF松浦拓弥(26)が左足でトラップ。シュートを放つが、前に出てきた相手GKにブロックされた。そのこぼれ球が松浦に当たり、そのまま右足のループシュートとなって決まった。前半はボールを保持し、セカンドボールを多く拾うなどリズムをつかんだ。

 しかし後半、システムを変えてきた相手に戸惑い、ミスが多くなった。同38分、警戒していたCKから押し込まれ、失点を許した。

 トップ下でフル出場した松浦は、後半に追加点の決定機でシュートを外しており「やっぱり、2点目を決めきれないのが力の無さ。決めていたら、違う結果になっていた。次に向けての課題です」と反省していた。